現場見学会に参加する効用

建築現場見学会（構造見学会）

完成後には確認しづらい構造部分をチェックできる見学会です。

柱や梁の太さや接合の仕方、パネル工法や2×4工法
などの工法と、地震が起きたときに耐震・耐久性の
役割を果たす部分を直接確認できます。

【注目ポイント】

• 工法（木造軸組、パネル、2×4など）
• 柱・梁などの素材や太さ
• 接合部の仕様
• 筋かいや耐力壁の配置（家全体のバランス）
• 部材の管理状況（雨対策・養生の仕方など）
• 気密測定

完成現場見学会

完成した入居直前の新築現場の見学会です。

建築会社が依頼を受けて建てた住宅で、
事前に施主の許可を得て行われます。

入居前で家具が置かれていないので、収納なども
含めて家の部屋のすみずみまで見学できます。

家族構成やライフスタイルを反映した間取りや生活動線、
注文住宅ならではのこだわりや工夫、仕上げの品質、
キッチン・バス等設備の使いやすさなどを実感できます。

【注目ポイント】

• 入居者の家族構成やライフスタイル（間取りに生かせるか）
• 生活動線（行き来のしやすさ・回遊性）
• 設備機器の使いやすさやデザイン
• バリアフリーへの配慮（段差や廊下幅など）
• 外観・内装などの仕上げ

入居者宅見学会

建物が完成し、すでに入居者がいる家の見学会です。

入居者から家づくりに関する”生の体験談”や、
”住んでみないとわからないポイント”を聞く
ことで、実際の暮らしをイメージできます。

入居者の声が最も信頼できる情報です。

実際の住み心地やアフターフォローの状況、
「ここがよかった」と感じる提案など、
気になる事柄を施主から直接聞けるチャンスです。

【注目ポイント】

• 特にこだわった部分、工夫した点
• 間取りの使いやすさ（生活動線や収納の多さなど）
• 断熱性・気密性などの快適性に関すること
• アフターフォロー体制や担当者の訪問頻度（保証が充実しているか）
• 気に入った点、改善点

住宅展示場

さまざまなハウスメーカーのモデルハウスが集まっています。

複数の住宅をまとめて見学できるので、
比較・検討がしやすいのが特徴です。

予約が不要なので気軽に訪問できます。

モデルハウス

プランや設備、仕様などから建築会社の特徴を確認できます。

独自のモデルハウスを常設しているケースもあり、
オープン時間内なら自由に出入りできるので便利です。

ショールーム

キッチンやお風呂、トイレ、インテリアなどの設備を
間近で確認したり、材料を手に取って見ることができます。

イベント（相談会・セミナー）

ローンや税金、風水に関する相談、地震対策の
セミナーなどが定期的に開催されています。

キッチン設備の使い勝手を知るための
体験会を設けているところもあります。