地盤調査の費用相場

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地盤調査の費用相場

地盤調査,費用,相場

地盤が弱いと不同沈下がおきることがあります。

不同沈下は、家が不均等に地面に沈んで傾く症状です。

基礎や外壁に亀裂が入る
ドアや窓の開閉ができなくなる
家が傾いて下水の排水が悪くなる
家の資産価値が下がる
めまい、肩こり、自律神経失調症になる

しっかりと地盤調査をしないと、地震や大雨により基盤が弱くなり、不安を抱えたまま生活をする羽目に陥ります。

安心して暮らすためには、地盤調査・改良の実績が豊富な業者にたのむことが大切ですね。

1社から見積もりをとるだけでは相場からかけ離れた金額で契約して大損する危険性が高いです。

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それでは地盤調査・改良にかかる費用をお伝えしています。

地盤調査費	50,000～70,000円
測量費	30,000円

地盤調査の種類と費用

地盤調査,費用,相場

地盤調査の種類には３つあります。

地盤調査,費用,相場　スウェーデン式サウンディング試験
　表面波探査法
　ボーリング調査

それぞれの特徴や費用は以下のとおりです。

地盤調査の方法	特徴	費用
スウェーデン式サウンディング試験（SWS試験）	サウンディングという機械を使った、日本建築学会から推奨されている方式。ロッド（棒）に重りをつけて地中に貫入、回転、引き抜き、その抵抗を測って地盤の硬さや締まり具合を判定する。地耐力や地層の構成、地下水位などがわかります。	30,000～50,000円
表面波探査法	地耐力（どれだけの重さに耐えられるか）と沈下量を調べる。耐力がない場合、シートを使った「沈下防止」の工法で検討。 SWS試験よりも高価ですが、表面探査法はより詳しく段階的に地盤を判別できるため、不要な地盤改良工事をしなくてすむ。「地盤調査＋改良工事費」ではお得になることも。	50,000～80,000円
ボーリング調査	円筒状の穴をドリルで掘削し、１ｍごとに地盤の硬さを測定する。どんなに深い層・硬い層でも掘り進むことができる。１ｍ深くなるごとに１万円かかる。	150,000～250,000円

地盤調査の方法

特徴

費用

スウェーデン式サウンディング試験（SWS試験）

サウンディングという機械を使った、日本建築学会から推奨されている方式。

ロッド（棒）に重りをつけて地中に貫入、回転、引き抜き、その抵抗を測って地盤の硬さや締まり具合を判定する。

地耐力や地層の構成、地下水位などがわかります。

30,000～50,000円

表面波探査法

地耐力（どれだけの重さに耐えられるか）と沈下量を調べる。

耐力がない場合、シートを使った「沈下防止」の工法で検討。

SWS試験よりも高価ですが、表面探査法はより詳しく段階的に地盤を判別できるため、不要な地盤改良工事をしなくてすむ。

「地盤調査＋改良工事費」ではお得になることも。

50,000～80,000円

ボーリング調査

円筒状の穴をドリルで掘削し、１ｍごとに地盤の硬さを測定する。

どんなに深い層・硬い層でも掘り進むことができる。

１ｍ深くなるごとに１万円かかる。

150,000～250,000円

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地盤改良の工法

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上記の調査を通じて、地盤が弱い場合は地盤改良を行います。

地盤改良の種類	特徴
置換工法	軟弱な地盤を掘削して取り除き、支持力のある良質な土に置き換える工法です。施工範囲は広くなる場合が多いことに加え、残土の処分が必要なため費用が高くなります。
載荷工法	地盤の補強と沈下を抑える効果があります。あらかじめ地盤を沈下させ、あるいは盛土の撤去後に建物を載せる工法です。
脱水工法	軟弱な地盤に排水可能な層を作って水分を取り除くことで地盤を強化する工法です。
浅層混合処理工法	表層改良工法とも呼ばれ、軟弱層が２メートル以下のときに行います。改良の対象となる地盤を掘削して、セメントなどの固化材を混ぜて埋め戻します。埋め戻した後に転圧して地面を締め固め、土の強度や圧縮性を高めます。掘削深度１メートルあたり３０～５０万円程です。
深層混合処理工法	柱状地盤改良工法とも呼ばれ、軟弱層が２～８メートルのときに行います。セメントなどの固化材を使用して地盤の奥深くまで柱状の改良杭を打設し、その上に基礎を組む工法です。戸建て住宅の地盤補強として最も安価でできる工法です。掘削深度４～５メートルあたり８０～１００万円程です。
鋼管杭工法（DM工法）	軟弱層が２～２８メートルにわたる場合や、建物が切土と盛土にまたがる、または柱状改良工法で改良不可能な場合に行います。鋼管を打ち込み基礎を支える方式です。